ミズナラのベッド
ご覧の通り、シンプルなデザインのベッドです。私に制作依頼されたオーナーはデザインはもちろんですが、無垢材を用いたハンドメイドの家具への強い拘りを持つ方で、お話を受け、着工までは半年を超えるやりとりが繰り返され、今回、制作 […]
More »框モノの仕上げ削りについて モノ作り、とりわけ、手仕事の技能というものは、もちろん個々の能力差もありますが、それ以上に、経験値の差が大きいと言うことは、当事者であれば誰しもが身に染みて感じるところでは無いでしょうか。 こ […]
More »いわゆる帆立(側板)、枠モノの組み立てでは、枘穴、枘へのボンド塗布の後、これらを差し込み、そして圧締していくことになりますが、この圧締方法も前回触れた歪み、ズレを補正させ、平滑性を確保する上で大変重要です。 さて、組み上 […]
More »箱物の組み立ての基本 「箱物の組み立ての基本」と題しましたが、前回お話しさせていただいたように、まず大事な事は、立体を構成する主要なエレメンツの1つである、平面体の組み立てです。 一般的な框組みの箱物家具の場合であれば、 […]
More »鬢太天秤 ここでは、前回に引き続き、天秤差しの紹介になりますが、特に引き出しの前板と側板の接合部ならではの鬢太(ビンタ)の仕口における天秤差しを、その加工法とともに紹介します。 いきなりで恐縮ですが、このBlog読者で […]
More »ワゴン 今回のブラックチェリーでのデスク制作は、以前の栗のビッグなデスクを参照したもので、デスク下、左右に配置するワゴンなどの構成も同様でした。 抽斗の割り付け等は異なるものの、天秤差しの仕口を含め、その構造、機構等は栗 […]
More »はじめに ブラックチェリー材は10数年前、集中的に原木を探し、製材、乾燥管理し、これまで相当量使ってきたものの、まだ多少残っています。 幅:50〜60cmほど、長さ:4m。厚みは1.1分〜3寸5分まで、様々。 いずれも無 […]
More »本稿、これで最後になりますが、〈面取り〉、〈仕上げのための削り〉について考えていきます。 面取り 椅子の面取りについては、特段の場合を除き、一般的には各パーツ、1分(3mm)〜1.5分(4.5mm)ほどの坊主面を施すこと […]
More »